チタンカナメ段付き本瓦葺き ものづくり日本大賞を受賞

 

「ものづくり日本大賞」
我が国の産業・文化を支えてきた
「ものづくり」を継承・発展させるために、そこに携わる人材の意欲を高め、
その存在を広く社会にしらしめることを目的に創設された内閣総理大臣表彰です。

カナメではチタン カナメ段付き本瓦葺きにて
「ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞しています。

チタン カナメ段付き本瓦は、
社寺建築の伝統的な屋根材『本瓦葺き』を、チタンという最新の金属素材で
再現したもので、耐久性や耐震性を向上させ、さらに瓦のいぶし感を
再現するなどデザイン性を兼ね備えた点が高く評価されました。

 

受賞の内容詳細

http://www.jmf.or.jp/monodzukuri02/11.html

 

 

 

 

銅は古から社寺で使われ、趣のある素材ですが、
いぶし瓦の意匠を好まれる方には、受け入れにくい素材でもありました。

チタンはいぶし瓦風の質感を表現でき、
しかも、瓦業者のプロさえも区別がつかなかった程、
金属感を消し去る意匠性です。
また、酸性雨など過酷な環境でも耐えられる程とても高耐久な素材です。

ただし、チタンにもデメリットが。
とても固くて曲がらないという問題がありました。
そこでカナメでは素材だけでなく、
工法も変更し、試行錯誤を重ね、プレス成型に成功しました。

■詳しくは開発から完成までの記録で紹介しています。
http://www.caname-jisha.jp/titanium/index.html

チタンはメンテナンスの必要がほどんどないため、
維持費が削減でき、あらゆる建築物に使われています。

カナメのチタン瓦ができる工程

製品はラーメンや蔵の町で有名な福島県喜多方市にある
カナメ喜多方工場にて作られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロール状のチタン板を細かくカットし、
プレス機にチタン板が流れていきます。

 

谷瓦プレス成形の様子
数回のプレス工程を経て、
谷瓦の形状が作られていきます。

 

 

 

元々、チタン瓦の開発の経緯としては、銅板の場合、山瓦を納めるために
“たたく”という作業が必要で、職人の手間や時間がかかる工程でした。
また、職人が高齢化による引退で、若手の職人が増えてきており、
その銅板の納めは職人の技術・経験によって
仕上がりが左右されるほど難しい部分でもありました。

その仕上がり品質を一定に保つために、
工場で均一化された製品をつくろうという想いから
このチタン瓦は開発されました。

ベテランの職人と若手の職人で技術力に差はありますが、
今までほとんどを技術力が占めていた作業を、
製品である程度の品質までカバー出来るようになったため、
若手の職人でも一定の品質で工事できるようになりました。

今後ますます職人不足になっていくことが懸念されていますので、
こうした対策で懸念が少しでも解消されていけばと考えています。

カナメの社訓は創意挑戦。その名の通り、

「新しいものを生みだし挑戦する」

という精神でこれからも新しく、お客様にメリットがある画期的な製品を
生みだしていき、最高のサービスを提供して参ります。