いろいろな色のチタン

社寺建築でも多くの物件で使用されるようになってきたチタン。
その可能性はとても大きく、様々な表情や形状を可能とします。
どのような種類があるのか見てみましょう。

 

■素材を活かしたチタン

チタンそのままの質感を利用したもの。

金属感は感じますが、逆に光沢感があり
スタイリッシュな印象になります。
カナメではロールダル色とも言います。

 

光沢感を逆に抑えたいときは、
アルミナブラストが使用されます。
アルミの粒子をチタン表面に吹き付け、
その表面を粗くすることによって、
光沢を抑えたラインナップです。

右側の写真は東京浅草 浅草寺様の本堂のお写真です。
光沢を消した“いぶし瓦”風にしていますが、
ランダム感を出すために3色の屋根材を用意し
施工する時にまだら感がでるように工事しています。

 

■ゴールドチタン

社寺建築では内陣に金箔が使われる事もありますが、
長い月日が経つと金箔の光沢感は失われていきます。

カナメではこの金箔を再現するのに
ゴールドチタンを利用しました。
もちろん屋根にも使用は可能ですが、
今回は寺院様の内陣に使用しております。

 

 

 

 

ゴールドチタン内陣へ使用

 

 

 

 

ゴールドチタンUP

内陣の黒と金の彫刻に馴染み、
部屋全体が華やかになります。

きっと訪れる方もチタンといわれなければ
金箔と思っている方も多いのでは?
というほど自然な仕上がりです。

 

■ブラックチタンやコルテン(茶色)チタン

シックな色にしあげたい場合は、黒や茶色などのチタンが使われます。
こちらも光沢感を消したアルミナブラスト仕様です。

右の写真は、左側がチタンの素材の色で、
右側の建物にブラックチタンを採用しています。
色によって雰囲気がかなり変わりますね。
特にブラックは葺きあがったばかりでも
長い年月を経たような歴史を感じさせる風合いを表現できます。

 

コルテン(茶色)はチタン板の耐久性をもちながら、銅板が落ち着いて茶色に変化した意匠を表現できます。

通常ですと、銅板が落ち着いた色の
茶色になるまで数年かかります。
葺きあがりのピカピカの状態を好まれない
方はこのコルテン色がおすすめです。

 

このようにチタンは超高耐久ながら、いろいろな顔を見せることができます。
チタンは金属の質感が出てしまうので懸念してしまうという方には
色や質感を加工したチタンがお勧めです。

環境に優しく、災害に強いチタン屋根、是非ご興味がある方は
施工物件が全国にありますので、実物も見学してみて下さいね。

カナメのチタン施工物件はこちら