実は怖い!都会でもハクビシンなどの獣害

最近、テレビで「都会でも獣害による被害」がよく聞かれます。
獣害とは、文字通り、獣による害ですが、
様々な動物による建物被害が報告されています。

 

【ハクビシン、アライグマ】

最近、良く耳にするのは
ハクビシン、アライグマなどが住宅地にもでて
住み着いてしまっているという例。

 

ちょっとした隙間から屋根裏に入り、住み着いてしまうのです。
東京の23区内でもその被害が出ています。

【カワイイけど住み着いたら困る!その被害は?】

これらの動物が住み着いてしまうと何が不都合なのでしょうか。
たいていの場合が夜行性の為、私たちが寝ようとすると
屋根裏からと足音が聞こえる。猫のような鳴き声がする。
食べ物を持ち込み、寝床を作り、糞尿もそこでする。

そうすると、寄生虫やノミダニなどが発生し、
最悪の場合、私たちにも健康被害が出ることも。

 

彼らの侵入口はわずかな隙間や換気口などです。
頭が入るほどの隙間があれば侵入されてしまいます。

また、ハクビシンは1m以上もジャンプするそうなので
隙を見せてはダメですね。

 

当社でも、屋根改修をする際の
実測(現地調査)をする際に屋根裏にあがらせて頂く事があります。
その際に、何らかの獣が住み着いた形跡を見つけることがあります。

 

先日も、ある御寺院様より「雨漏りがしているようだ」と
相談を受けて現場を見させて頂くと、確かに水が流れたような跡が。
屋根裏にあがらせて頂くと
おそらくハクビシンと思われる食べかすと糞尿が残されていました。
このような獣害の御寺院様を何件と見て来ているスタッフは、
室内で見ている際に、匂いや形跡で「雨漏りではなく動物の害」と解るそうです。

 

【天井のしみ】

雨漏りのような跡が見られました。
こちらの御寺院の場合は、格子天井の隙間からのようです。
ここから下にもしたたり落ちたようで、
畳にも雨染みのようなものが出来ていました。

【侵入経路】

ハクビシンは猫と同様、頭が入るほどの隙間があれば
入る事ができます。

破風尻や垂木と垂木の間、
内壁と外壁の間の隙間、ダクトなどから屋根裏に入り込みます。

 

下屋には足跡がしっかりとついており、
ここのわずかな隙間から出入りを繰り返しているようです。

ハクビシンは縦樋も難なく登れますし、壁にも足跡が付いていることも。
なんと電線も伝い歩きでき、近隣檀家様の目撃情報が多数あったそうです。
しっぽが長い為かバランスが取りやすいのでしょうか。

 

 

【天井裏の様子】

木の実の食べかす、糞、尿の跡が見られました。
ノミやダニが寄生しているので、畳などでも繁殖してしまい、
健康被害に遭われる可能性もあります。

 

【対策】

まずはハクビシンを追い出す事。
後に消毒等を行い、今後入って来られないように
侵入口を塞ぐ処置を行います。

 

 

【ハクビシンは”駆除”できない…】

ただ、ハクビシンの場合は厄介で簡単に“駆除”できないのです。
というのもハクビシンは明治以降に毛皮用として日本に持ち込まれたと言われていますが、
移入時期がはっきりしていないため、在来種として保護されることもなければ、
外来種として駆除されることできないのです。
法的に駆除対象となっていません。

 

ハクビシン以外でも、
当社が目の当たりにした事例として、
ネズミや猫(親猫が屋根裏で出産し、出られずに亡くなっていた)は多いようです。

また、瓦の間からコウモリが入り込んでしまい巣をつくってしまっているという相談もありました。
異音や異臭がしたら、まずはご相談下さいね。

「天井のシミはただの雨漏りだ」と思って
放置していると、屋根裏では想定外なことが起こっているものです。

もし、お心当たりがあるようでしたら是非早めの対処をお勧め致します。